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巨人(きょじん)・大鵬(たいほう)・卵焼き(たまごやき)現代は?

巨人(きょじん)・大鵬(たいほう)・卵焼き(たまごやき)は、
昭和の流行語です。
しかし、2013年に大鵬が亡くなり、
今年2015年には横綱白鵬が、大鵬の歴史的記録を塗り替えたことから
懐かしさとともにこの言葉をよく耳にするようになりました。

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巨人(きょじん)・大鵬(たいほう)・卵焼き(たまごやき)とは、
強くて大人気であり、また、日本人が大好きなものの象徴として、
流行した言葉です。

言葉の言い回し具合や、音の続き具合、調子が良いので大衆に
広まり浸透していったようです。


1961年(昭和36年度)に堺屋太一が、記者会見の席で披露した言葉から
広まったと言われています。

●巨人(きょじん)
  プロ野球の読売ジャイアンツ。当時、日本シリーズ9連覇し、
  特に王貞治、長嶋茂雄の大活躍で巨人黄金時代で
  強くて大人気のチームでした。

●大鵬(たいほう)
  相撲の大鵬大鵬は、優勝32回を誇る歴史的大横綱である。
  1956年(昭和31年)に二所ノ関部屋に入門し初土俵を踏んだ。
  1960年に初入幕し、11月場所で優勝して大関に昇進。
  1961年9月場所で3回目の優勝をして異例の早さで横綱に昇進。
  引退の1971年までに優勝32回という大記録を打ち立てました。
  大鵬の人気は記録のみならず、
  度重なるケガにも計り知れない努力をし、
  負けない安定感のある相撲と、
  またその男前の容姿と天分とが相まって
  絶大な人気を博しました。

●卵焼き  
  当時の卵は(今では想像も出来ないが)、
  かなり贅沢な食材で、
  甘く厚焼きにした卵焼きは、子どもも大人も誰もが
  憧れの大好きな献立でした。
  (これは今でも皆が好きですから、不変ですね~
    でも、当時と今では価値が相当違います。)

この3つの、巨人・大鵬・卵焼きは、
国民が大好きなものであり、
絶大なる人気のスーパーヒーローの代名詞として、
並べられた言葉です。
この言葉が、
マスコミの頻発な使用と共に、
憧れ崇める国民のコンセンサスを得たことで、
語呂も良いことから、大流行になって人々に浸透したようです。


当時、日本の高度経済成長期(1960年代頃)の
時代や文化を反映した言葉として、
大人から子供まで誰もが口にするほどの大流行となったのです。
それが現在、
2013年に大鵬が亡くなり、
今年2015年には横綱白鵬が、大鵬の歴史的記録を塗り替えたことから
懐古するとともにこの言葉をよく耳にするようになりました。



『巨人(きょじん)・大鵬(たいほう)・卵焼き(たまごやき)』
は平成の現在において、
何に相当するでしょう?

・・・

『真央ちゃん・iPhone・回転寿し』

なんてどうでしょう?


・・・

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