お彼岸の食べ物・おはぎ?ぼたもち?暑さ寒さも彼岸までとは
お彼岸にはぼたもちとおはぎ、どう違うの?
お彼岸にはぼたもち、おはぎ
どう違うのでしょうか?
ぼたもち(牡丹餅)はこしあん
おはぎ(御萩は)粒あん
(注・所により逆の場合もあるようです)
漢字からも読み取れるように、
ぼたもちは牡丹の花の頃なので春のお彼岸に
おはぎは萩の花の頃なので秋のお彼岸に
使われます。
しかし、実際には殆ど区別されなくなっています。
昔は、甘いものは貴重でご馳走でした。
仏様やご先祖様におもてなしをして
感謝の気持ちを示したのでしょう。
今も、祖先を供養し、故人を偲ぶ心を大切にしたいですね。
【暑さ寒さも彼岸まで】ってどういう意味でしょう?
春分の日と秋分の日は‟昼と夜の時間が同じ”なので
春分からは昼が長くなり、寒さが緩み少しずつ暖かくなります。
その反対に秋分からは夜が長くなり、
暑さも和らぎ少しずつ寒くなっていきますよ~
という生きていく上での生活の知恵ですね。
お彼岸は、
先祖や故人を偲び、
また自然の恵みに感謝して過ごすことを心掛けたいです。
自然に感謝し、
大地の恵みに感謝し、
生かされる喜びに感謝する
心を育みたい日です。
お彼岸の意味と春のお彼岸、秋のお彼岸についてはこちらをどうぞ。