ひな人形男雛女雛飾り方[並べ方]?【ひな祭り歌詞】
ひな人形男雛女雛飾り方[並べ方]?【ひな祭り歌詞】
ひなまつりは、女の子の健やかな成長と幸せを願って、ひな人形を飾って祝う大切な行事です。桃の花や菜の花を飾り、菱餅、ひなあられを供え、ちらし寿司、はまぐりのうしお汁、白酒などで楽しみます。
男雛と女雛の並べ方
古来の日本文化では、男性は向かって右側、女性は向かって左側とされてきましたので、ひな人形も「男雛は向かって右、女雛は向かって左」でした。しかし、昭和天皇の即位の礼で、(西洋の上手〈かみて〉下手〈しもて〉にならって)向かって左に天皇陛下、向かって右に皇后陛下が並ばれたことから、以降は「男雛は向かって左、女雛は向かって右」が関東から広まり、全国にひろまりました。このように、古来とは左右逆の男雛と女雛の位置となったのです。
しかしながら、現在でも、京都を中心にした地域では、「男雛は向かって右、女雛は向かって左」が主流で、それ以外の地域では、「男雛は向かって左、女雛は向かって右」の主流の地域が多いようです。
ですので、「男雛は向かって右、女雛は向かって左」も「男雛は向かって左、女雛は向かって右」も、両方とも間違いではなく両方とも正しいといえます。とはいえ昭和以前のものや代々受け継がれてきた伝統あるひな人形など「男雛は向かって右、女雛は向かって左」としてつくられた品は当時のままの居場所がお雛様にとって居心地が良いのではないでしょうか。意味を知った上で迷ったら、家族と相談して飾ると良いですね。
ひな人形を飾るのはいつ?【ひな飾り】飾る時期としまう時期についてはこちらをどうぞ。
うれしいひなまつり
作詞:サトウ ハチロー、作曲:河村 光陽
あかりをつけましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花
五人ばやしの 笛太鼓
今日はたのしい ひなまつり
お内裏様(だいりさま)と おひな様
二人ならんで すまし顔
お嫁にいらした 姉様に
よく似た官女の 白い顔
金のびょうぶに うつる灯(ひ)を
かすかにゆする 春の風
すこし白酒 めされたか
あかいお顔の 右大臣
着物をきかえて 帯しめて
今日はわたしも はれ姿
春のやよいの このよき日
なによりうれしい ひなまつり
ひな祭りはいつ?献立とひな人形についてはこちらをどうぞ。